2018年10月5日金曜日

元彼がよかった思う理由があるならば、勇気をもっていくべきだ、元彼相談

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『ブッダのことば』岩波文庫 中村元訳

第三章 8 矢
574
この世における人々の命は、定まった相(すがた)なく、どれだけ生きられるか解らない。
惨(いた)ましく、短くて、苦痛をともなっている。
575
生まれたものどもは死を遁(のが)れる道がない。
老いに達しては死ぬ。実に生あるものどもの定めは、このとおりである。
579
かれらは死に捉えられてあの世に去っていくが、父もその子を救わず、親族もその子を救わない。
580
見よ、見守っている親族がとめどなく悲嘆に暮れているのに、人は屠所に引かれる牛のように、一人ずつ、連れ去られる。
581
このように世間の人々は死と老いによって害(そこな)われる。
それ故に賢者は世のなりゆきを知って、悲しまない。
582
汝は、来た人の道を知らず、また去った人の道を知らない。
汝は(生と死の)両極を見極めないで、いたずらに泣き悲しむ。
583
迷妄にとらわれ自己を害っている人が、もし泣き悲しんでなんらかの利を得ることがあるならば、賢者もそうするがよかろう。
585
みずから自己を害いながら、身は痩せて醜くなる。
そうしたからとて、死んだ人はどうにもならない。
嘆き悲しむのは無益である。
590
だから(尊敬さるべき人)の教えを聞いて、人が死んで亡くなったのを見ては、「かれはもうわたしの力の及ばぬものなのだ」とさとって、嘆き悲しみを去れ。